乾燥壊疽とは

乾燥壊疽は主に高齢者に多く見られ、体の末端(指先や足先)で組織が壊死し、皮膚が乾燥して黒く痂皮化します。血流が遮断されることが原因で、放置すると皮膚が剥がれ落ち、最終的には切断が必要になることがあります。

主な症状

初期症状は、患部の鈍い痛みや凍えるような感覚、蒼白、しびれです。血流が阻害されるため組織が修復できず、次第に赤みや錆色の帯が現れ、最終的に黒く収縮した潰瘍になります。

痛みの特徴

痛みの感じ方は個人差があります。ある人は持続的なしびれだけで済む一方、別の人は激しい疼痛が続くことがあります。痛みが進行すると歩行や日常動作が制限され、早期の治療が重要です。

治療法

治療の基本は創部の清浄と血流回復です。近年ではマグロット療法(ウジ虫療法)が細菌除去に有効とされています。ウジ虫を創部に導入し感染を抑えた後、適切なドレッシングで覆います。

注意すべきサイン

上記の症状が見られたら、できるだけ早く医療機関を受診してください。治療が遅れると壊死が拡大し、切断が避けられなくなる可能性があります。