扁桃腺の感染原因は何ですか?
扁桃腺は喉にあるリンパ組織で、細菌やウイルスの侵入を防ぎ、免疫細胞を作り出す重要な役割を果たします。侵入した病原体が扁桃腺自体を攻撃すると、急性扁桃炎(トンシリティス)を引き起こします。
扁桃腺の種類
- 舌扁桃(リンガルトンシル)
- 咽頭扁桃(パラタイントンシル) – 口腔後部に位置し、最も大きく感染しやすい
- 咽頭洞扁桃(チューバルトンシル)
- 咽頭扁桃(アデノイド)
子どもに多い理由
幼少期は免疫システムが未熟で、扁桃腺が細菌を捕らえて免疫記憶を形成する場となります。そのため、扁桃炎は子どもに最も頻繁に見られます。
ウイルス感染
- エプスタイン・バーウイルス(EBV)や単核球症を引き起こすウイルスが扁桃腺に感染すると、膿がたまり血流に広がることがあります。
細菌感染
- 主にA群溶血性連鎖球菌(溶連菌)が原因で、扁桃腺に細菌がたまり炎症を起こします。
治療法
- ウイルス性扁桃炎は自然に回復するまで経過観察が基本です。
- 細菌性の場合は抗生物質で治療します。
- 症状が繰り返し重症化し、他の治療に反応しない場合に限り、扁桃腺摘出術(トンシレクトミー)を検討します。
症状が続く場合は、医師の診断を受け適切な治療を行いましょう。
