急性盲腸炎(虫垂炎)に手術は必要か
急性盲腸炎(虫垂炎)に手術は必要か
急性盲腸炎は緊急の医療処置が必要な疾患で、標準的な治療は虫垂切除術(アペンドクトミー)です。
手術が必要とされる主な理由
- 破裂リスクの回避:炎症が進行すると虫垂が破裂し、腹腔内に細菌や膿が漏れ出します。これにより腹膜炎や敗血症など、生命を脅かす合併症が起こります。
- 感染拡大の防止:手術で感染した虫垂を速やかに除去することで、感染が他臓器へ広がるリスクを低減します。
- 疼痛の緩和:炎症の原因を除去することで、急性の腹痛が速やかに改善します。
- 再発防止:虫垂を全て取り除くため、将来的な盲腸炎の再発はほぼ起こりません。
- 早期介入の重要性:症状が出たらできるだけ早く手術を行うことで、破裂や感染のリスクを最小限に抑え、予後を改善します。
下腹部右側の持続的な痛み、発熱、吐き気・嘔吐などの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。診断は身体所見に加え、超音波やCT検査で炎症の程度や合併症の有無を確認した上で、外科医が手術の適応を判断します。
