C. difficile(C-ディフ)感染症の治療法

治療薬と治療法

軽症から中等症の場合、メトロニダゾール(フラジル)などの抗生物質が処方されます。重症例ではバンコマイシン(バンコシン)が使用されます。これらの薬は腸内でC. difficileの増殖を抑え、善玉菌の回復を促します。副作用としては吐き気や苦味が報告されています。メトロニダゾール服用中はアルコールを避けてください。

プロバイオティクスの併用も有効です。Saccharomyces boulardii(サッカロミセス・ブーラーディ)などの酵母製剤は腸内環境を整え、再発を防ぎます。

腸の炎症が重度で、腸壁や臓器不全が認められる場合は、感染した結腸部分の外科的切除が必要になることがあります。

再発時の対策

約4人に1人は再発を経験します。再発時は、別の抗生物質への切り替え、治療期間の延長、投与回数の増加が検討されます。プロバイオティクス併用が初回治療に含まれなかった場合は、追加で処方されることがあります。

糞便移植(FMT)は定期的に行われるわけではありませんが、特定のケースで有効です。ドナー(多くは家族)の糞便を腸内に移植し、健康な腸内細菌叢を回復させます。

予防策

CDC(米国疾病予防管理センター)では、C. difficile患者を扱う際は石鹸と水、またはアルコールベースの手指消毒剤で手洗いを徹底することが推奨されています。抗生物質は必要最小限に留め、適切なスペクトラムのものを使用しましょう。また、十分な水分摂取で体内を洗い流すことも重要です。

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