肺炎は細菌やウイルスが肺に感染して起こる疾患です。多くの場合、感染前に何らかの風邪やインフルエンザなどで体調を崩していることが多く、肺の防御機能が低下した状態で細菌やウイルスが侵入しやすくなります。典型的な症状として発熱、寒気、吐き気、倦怠感が挙げられますが、肺に直接関係する症状も多数見られます。

咳(痰が出る)

肺炎になると乾いた咳ではなく、緑色や黄色の痰を伴う咳が現れます。痰の色は感染の原因菌の種類や炎症の程度を示す指標となります。

息切れ

肺が炎症を起こすため、酸素交換がうまくいかず、軽い運動や日常動作でも息切れを感じやすくなります。

呼吸数の増加(速い呼吸)

酸素不足を補うために呼吸回数が増え、通常より速い呼吸が続くことがあります。

胸痛

頻繁な咳や炎症によって胸壁が刺激され、胸部に鈍い痛みや締め付けられるような痛みが生じます。

喘鳴(ゼーゼー音)

肺炎の重症度が高い場合、気道が狭くなり喘鳴が聞こえることがあります。呼吸音の変化は医師が診断する際の重要な手がかりです。