ヒスタミンやその他炎症メディエーターを放出する白血球は何ですか?
肥満細胞と好塩基球の役割
肥満細胞(マスト細胞)と好塩基球は、ヒスタミンやトリプシン、キモトリプシン、ロイコトリエンなどの炎症メディエーターを顆粒に蓄えている白血球です。
分布場所
肥満細胞は結合組織や粘膜下層に多く存在し、好塩基球は血液中に循環しています。
活性化と放出機構
刺激を受けると、顆粒が放出され周囲組織へ拡散します。その結果、以下のような炎症症状が現れます。
- 血管拡張(血管が広がる)
- 血管透過性亢進(血管から液体が漏れ出す)
- 平滑筋収縮(例:気管支収縮)
- 疼痛、腫脹、紅斑、熱感
生理的意義と疾患との関わり
これらの細胞は外傷や感染に対する防御反応で重要な役割を果たしますが、過剰に活性化されるとアレルギー反応や慢性炎症性疾患の原因となります。
