パップテストで子宮頸管内側細胞が見つからないのはなぜ?

パップテストで子宮頸管内側細胞が見つからない原因

子宮頸部の細胞は、子宮頸管(内側)と外側(外側)の2種類があります。パップテストでは、内側細胞が検出されることが「正常」なサンプルとされますが、内側細胞が見つからなくても必ずしも病変があるわけではありません。以下に主な理由を挙げます。

1. 採取ミス(サンプリングエラー)

子宮頸管からの細胞採取は技術的に難しいことがあります。採取が不十分だと、スライド上に内側細胞が現れません。

2. 変形帯(トランスフォーメーションゾーン)の未捕捉

内側細胞と外側細胞が交わる領域を十分に採取できないと、内側細胞が欠けた標本になることがあります。

3. 萎縮性変化

閉経後やホルモン低下により子宮頸管上皮が薄く平坦化し、細胞採取が困難になることがあります。

4. 子宮頸管狭窄

子宮頸管が狭くなると、採取器具の挿入が難しくなり、内側細胞が得られにくくなります。

5. 既往の治療・手術

LEEPや凍結療法などで子宮頸部の構造が変わると、内側細胞の採取が妨げられることがあります。

いずれの場合も、内側細胞が欠如しているだけで異常があるとは限りません。検査で異常細胞が認められた場合は、追加の検査や診察が必要です。医師は患者の既往歴や診察所見と合わせて結果を評価します。

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