膝全置換術後の感染サインと症状

膝全置換術(人工膝関節置換)は、膝関節を開いて骨を人工関節に置き換える手術です。大手術であるため術後感染のリスクがありますが、感染は稀です。早期に症状を把握すれば、適切な治療が可能です。

赤みと腫れ

  • 細菌が手術部位に侵入すると、免疫系が白血球を動員し、サイトカインを放出します。サイトカインは細菌を殺すと同時に周囲組織を破壊し、結果として皮膚の赤みと腫れが生じます。

発熱

  • 感染に対抗するサイトカインは体温を上昇させます。高温は細菌のタンパク質を変性させ、増殖を抑制しますが、持続的な高熱は脳などの臓器にダメージを与える恐れがあります。発熱が続く場合は解熱剤で管理し、医師の診察を受けてください。

膿(滲出液)

  • 感染が進行すると、膿が手術部位から排出されます。膿は体内のタンパク質、白血球、細菌が混ざったものです。手術後の軽い滲出は正常ですが、黄色く悪臭を伴う場合は感染のサインですので、早急に医療機関へ相談してください。

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