水痘(水ぼうそう)感染
水痘は水痘帯状疱疹ウイルス(Varicella‑zoster virus)によって引き起こされ、皮膚に多数の発疹や小さな赤い斑点が現れます。主に子どもが罹りますが、大人でも感染します。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、ウイルスに感染してから症状が出るまでの潜伏期間は10〜21日です。
感染経路
- 感染者との直接接触により拡がります。
- 感染者が咳やくしゃみをした際に飛散する飛沫でも感染します。
症状の現れ方
- 最初は虫刺されに似た赤い隆起性の発疹が出ます。
- 次第に液体を含んだ水疱に変化し、破裂してかさぶたになります。
主な症状
- 発熱、軽度の頭痛、イライラ感、乾いた咳、腹痛、食欲不振、全身倦怠感。
- 強いかゆみが伴います。
治療法
- かゆみ止めとして抗ヒスタミン薬が使用されます。
- 合併症リスクが高い患者には、アシクロビルなどの抗ウイルス薬や免疫グロブリン静注(IGIV)が投与され、症状の重症化を抑えます。
予防策
- 水痘ワクチン接種により感染予防と、感染した場合の症状軽減が期待できます。
合併症
- 細菌感染、肺炎、脳炎などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。
