タイプ1デング出血熱の概要

歴史

1950年代に北米、アフリカ、アジアでデング熱のパンデミックが発生しました。1990年代以降、デング熱はマラリアに次ぐ、蚊媒介疾患として二番目に重要なものとなっています。4つの血清型すべてが同様の症状を引き起こしますが、血清型間での免疫は相互に作用しません。

発生周期

流行地域では、約5〜6か月ごとにデング熱のアウトブレイクが見られます。これは季節的要因と、一時的な免疫が減衰することが組み合わさった結果です。免疫が低下すると、リスク地域のすべての人が感染しやすくなり、次の波が迫ります。

症状

4つの血清型共通の主な症状は、頭痛、筋肉・関節痛、発熱、発疹です。発疹は胸部や下肢に鮮やかな赤色で現れ、次第に全身に広がります。また、消化器系の感染により吐き気、下痢などの消化器症状が出ることもあります。

特徴(出血熱の診断基準)

デング出血熱の診断には以下の4つの条件が必要です。

  1. 発熱、膀胱症状、食欲不振の混合。
  2. 出血傾向(容易にあざができる、血便、止血困難など)。
  3. 血小板減少。
  4. 血漿漏出の証拠。

予防と治療

治療の最重要ポイントはショックを防ぐことです。生存率が決まる第2日から第7日までの間はバイタルサインを継続的に観察します。脱水予防のために十分な輸液を行い、重度の脱水が疑われる場合は静脈内輸液が必要です。血小板が著しく減少したり大量出血が認められた場合は血小板輸血が推奨されます。

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