MRSA感染はどのように広がるのか?
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)とは
MRSAは重篤な感染症を引き起こす細菌で、感染した人や物に接触することで広がります。
主な感染経路
1. 直接接触
感染者との皮膚と皮膚の接触(握手やハグなど)や、血液、唾液、尿といった体液に触れることで感染します。
2. 間接接触
ドアノブ、家具、シーツ、タオル、医療機器など、汚染された物や表面に触れることでも感染します。
3. 空気中の飛沫
感染者が咳やくしゃみをした際に放出される飛沫を吸い込むことで、まれに空気感染が起こります。
MRSAが引き起こす主な感染症
皮膚感染、軟部組織感染、骨髄炎、血流感染などがあり、いずれも重症化すると生命に関わることがあります。
感染リスクが高い人
- 入院中の患者
- 免疫力が低下している人
- 糖尿病や腎臓病などの慢性疾患を持つ人
- 過密な環境に暮らす人
- 注射薬を使用する人
予防策
- 石鹸と流水でこまめに手を洗う
- 洗っていない手で顔に触れない
- 切り傷や潰瘍は清潔に保ち、覆う
- MRSA感染者との直接接触を避ける
- 汚染が疑われる表面は定期的に清掃・消毒する
感染が疑われる場合の対処
MRSAの可能性があると感じたら、速やかに医師の診察を受けましょう。早期の診断と治療が重篤な合併症を防ぐ鍵です。
