心膜炎とは? - 回答
心膜炎とは
心膜炎は心臓を包む心膜の炎症です。ウイルス感染、細菌感染、自己免疫疾患、特定の薬剤や放射線治療などが原因となります。
主な原因
- ウイルス感染(インフルエンザや風邪など)
- 細菌感染
- 自己免疫疾患(全身性エリテマトーデス、関節リウマチなど)
- 化学療法薬や放射線療法などの薬剤
症状
最も一般的な症状は胸痛です。鋭い刺すような痛みで、咳や仰向けになる、深呼吸で悪化することがあります。その他の症状として発熱、呼吸困難、倦怠感、吐き気があります。
診断
症状の聴取、身体診察に加えて、心電図、心エコー、胸部X線などの画像検査で診断します。
治療
主に非ステロイド性抗炎症薬(例:イブプロフェン、ナプロキセン)で炎症を抑えます。症状が重い場合や液体がたまった場合は、穿刺や手術で心膜液を排出、または心膜全摘出が行われることがあります。
予後
多くは軽症で数週間で自然に改善しますが、まれに心タンポナーデや制限性心膜炎といった合併症を起こすことがあります。
胸痛、発熱、呼吸困難、倦怠感などの症状がある場合は、早めに医師の診察を受けて心膜炎の有無を確認してください。
