結核はどのように影響しますか?
結核とは
結核(TB)は主に肺を侵す細菌性疾患です。感染者が咳やくしゃみ、会話で放出した飛沫を吸い込むことで広がります。また、結核菌が付着したほこりを吸い込むことでも感染します。
結核の感染経路
- 空気感染:感染者の咳・くしゃみ・会話で放出された飛沫を吸い込む。
- 接触感染:結核菌が付着したドアノブや衣類、表面に触れる。
- 経口感染:未殺菌のミルクや汚染された食品を摂取。
ただし、握手や食事を共にするなどの日常的な接触で感染することはありません。
結核が及ぼす影響
結核菌は血流を介して肺に到達し、増殖して炎症を起こします。その結果、肺の瘢痕化や機能障害が生じます。肺以外にも脳、腎臓、骨、皮膚などに転移することがあり、これを「肺外結核」と呼びます。免疫力が低下している(HIV/AIDS、糖尿病、がんなど)人に多く見られます。
主な症状
- 2週間以上続く咳
- 発熱・夜間の発汗
- 体重減少・食欲不振
- 倦怠感・全身のだるさ
- 呼吸困難・胸痛
- 背中や関節の痛み
これらの症状がある場合は、速やかに医療機関で結核検査を受けることが重要です。早期診断と治療により重篤な合併症を防げます。
結核リスクが高い人
- 結核患者と密接に接触した人
- 結核が流行している地域へ居住・旅行した人
- 免疫力が低下している人(HIV/AIDS、糖尿病、がんなど)
- 5歳未満の小児
リスクがある方は、医師と相談し予防接種や定期検査などの対策を講じましょう。
治療と予後
結核は適切な抗結核薬による治療を行えば、早期に治療開始すれば完治が可能です。症状が疑われる場合は、早めに医師の診察を受けて検査を受けましょう。
