発熱の仕組みと原因を徹底解説

発熱とは

体内の体温調節中枢(視床下部)が通常より高い温度に設定されることで発熱が起こります。主な原因は感染や炎症です。

感染が原因の場合

体が感染と闘う際、免疫系は「熱原(ピロゲン)」と呼ばれる化学物質を放出します。熱原は血流を通じて視床下部に届き、体温を上げる指令を出します。高温になることで細菌やウイルスの増殖が抑えられます。

炎症が原因の場合

組織が損傷すると炎症性物質が放出され、血管が拡張し透過性が高まります。その結果、血液や白血球が損傷部位に集まり、腫れや痛みが生じます。同時に血流が増えるため、局所の温度が上昇し発熱につながります。

その他の原因

  • 特定の薬剤(例:抗生物質、抗がん剤)
  • がん
  • 自己免疫疾患
  • 熱中症
  • 脱水症状

発熱時に起こる生理的変化

  • 心拍数と呼吸数の増加
  • 血管拡張
  • 発汗
  • 寒気(震え)
  • 食欲減退

これらの変化は体が感染と戦い、回復を促進するために働きます。

受診が必要なタイミング

多くの場合、発熱は数日で自然に下がりますが、次の場合は医療機関を受診してください。

  • 体温が40℃(104°F)を超える
  • 発熱が3日以上続く
  • 発疹、頭痛、嘔吐、下痢などの他症状がある
  • 乳児や免疫力が低下している人の場合

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