腎臓感染や結石の兆候と症状

腎臓は背中の中央、背骨の左右に位置し、血液のろ過と体内の余分な水分の排除を担います。尿を生成するだけでなく、血中の特定物質のバランス維持やホルモンの産生も行います。腎臓に関わる代表的な疾患として、腎臓結石と腎盂腎炎(腎臓感染)があります。結石は激しい痛みを伴うことがありますが自然に排出されることが多い一方、感染は放置すると重篤な合併症を引き起こすため、早期の診断と治療が重要です。

腎臓感染の症状

  • 腎盂腎炎は、膀胱や尿路の感染が腎臓に広がることで発症します。主な症状は発熱、背部や腹部・鼠径部の疼痛です。また、頻尿や尿意切迫感、排尿時の灼熱感、血尿や膿尿が見られることがあります。

腎臓結石の症状

  • 小さな結石は無症状で自然に排出されることがありますが、比較的大きな結石は急激で激しい腰部や下腹部の痛みを引き起こします。痛みは結石が尿路を移動するにつれて痙攣様に変化し、最終的に鼠径部にまで及ぶことがあります。血尿、吐き気、嘔吐も頻繁に報告されます。発熱は通常伴わず、もし発熱がある場合は感染の合併を疑うべきです。

治療法

  • 腎臓感染は抗生物質で比較的速やかに改善しますが、症状が軽減しても処方された全ての薬剤を服用し続けることが重要です。重症例では入院し、大量投与の抗生物質が必要になることがあります。腎臓結石は自然に排出されることが多く、1日あたり2〜3リットルの水分摂取で尿量を増やすと排出が促進されます。

注意点・警告

  • 腎臓感染を放置すると、感染が血流に乗って全身へ広がり、敗血症や臓器不全を引き起こす危険があります。また、腎臓自体が損傷し、慢性腎不全に進行する恐れもあります。症状が疑われる場合は速やかに医師の診察を受けましょう。

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