新生児の腎臓感染(腎盂腎炎)の兆候と症状
腎盂腎炎は腎臓の感染症で、主に尿路感染(UTI)が未治療のまま進行した結果として起こります。成人は自覚症状でUTIに気づきやすいですが、新生児は言葉で訴えることができません。そこで、親が観察できるサインを把握し、早期に医療機関を受診させることが重要です。
発熱
体温が上昇するのは、免疫系が病原体と闘っているサインです。新生児の発熱は、たとえ軽度でも必ず医療機関で評価・治療を受けるべきです。放置すると熱性けいれんや脱水などの合併症を招く恐れがあります。
血尿(血が混じった尿)
尿に血が混ざると、尿が赤みやピンク色に変わります。腎臓や尿路の組織が炎症で損傷すると赤血球が尿路に流れ出すためです。通常は淡い黄色から濃い黄色の尿が正常なので、色の変化に気付いたらすぐに医師に相談しましょう。
痛みや不快感のサイン
新生児は言葉で痛みを伝えられませんが、行動の変化で示します。主なサインは以下の通りです。
- 過度のイライラや泣き止まない状態
- 授乳やミルクの摂取量が減少する(食欲不振)
- 睡眠が浅くなり、頻繁に目を覚ます
- 体をぐずぐずさせる、抱っこしたときに不快感を示す
これらの症状が見られたら、腎臓感染の可能性を疑い、速やかに小児科を受診してください。
