腎臓透析のガイドライン
タイプ
- 血液透析は最も一般的な方法で、機械を使って血液中の老廃物や余分な塩分・水分を除去します。通常、1回4時間、週3回行いますが、最大で週6回まで増やすことも可能です。
- 腹膜透析は腹膜(胃の裏側の膜)を利用して血液を浄化します。カテーテルを腹部に手術で設置し、透析液を注入・排出して老廃物を除去します。自宅や職場で実施でき、生活の自由度が高い点が特徴です。
メリット
- 腎機能が85〜90%低下した時点で透析が必要となります。透析は血液を浄化し、体内のカリウムやナトリウムのバランスを正常に保ち、血圧のコントロールにも寄与します。
リスク
- 腹膜透析のリスク:カテーテル部位の感染、長時間の液体保持によるヘルニア、体重増加、骨疾患、貧血などがあります。
- 血液透析のリスク:筋痙攣、かゆみ、低血圧、睡眠障害、高カリウム血症、貧血、骨疾患、感染、うつ、体液過剰などが報告されています。
治療の流れ
- 血液透析:透析センターまたは自宅で実施し、体重・血圧・体温・脈拍を測定します。腕に2本の針を刺し、血液はダイアライザーという装置で濾過され、再び体内に戻ります。1回の治療は3〜5時間で、椅子に横たわって睡眠や読書、テレビ視聴が可能です。
- 腹膜透析:夜間に自動サイクラーで行うことが一般的で、10〜12時間かけて透析液を腹腔に注入・排出します。1日3〜4回の交換で血液の浄化が行われます。
結果と生活への影響
- 透析を受けても多くの患者は日常生活を送れます。透析センターは世界中にあり、旅行や外出も可能です。重いものを持ち上げる作業がなければ仕事を続けることもできます。自分に適した透析方法は医師と相談して選びましょう。
