腎不全後の死因は何ですか?

慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病(CKD)は、腎機能が低下する状態を5段階に分けて分類します。診断を受けた人は、重症度に応じてステージ1〜5に位置付けられ、病状は数か月から数年かけて徐々に進行します。

症状の悪化

ステージ5は末期腎不全(腎不全)と呼ばれ、腎機能がほぼ停止した状態です。この段階では、体内の老廃物や余分な水分を除去するために透析が必須となります。適応がある患者は腎移植も選択肢となります。

心血管疾患

CKD患者の死亡原因の約半数は心血管疾患です。糖尿病や高血圧といった心臓病のリスク因子は、CKD患者で特に高く、冠動脈疾患などにつながります。

その他の死因

腎機能が低下した状態で外科手術を受けたり、重篤な感染症に罹患したりすると、死亡リスクが上昇します。高齢や消化管からの大量出血、腎不全の進行も死に至る要因となります。

予後

CKDの予後は年齢や併存疾患によって異なります。早期にステージが低い場合は腎不全に至らないこともありますが、末期に達しても透析や腎移植により数十年生きるケースも報告されています。

腎臓病 - 関連記事