末期腎不全を予防するための5つのポイント
末期腎不全(ESRD)は腎機能が完全に失われた状態で、慢性腎臓病の最終段階です。治療には透析や腎移植が必要となり、費用も高額です。
予防のための具体的な対策
血圧と血糖を適切に管理する
ESRDの約2/3は糖尿病または高血圧が原因です。糖尿病患者はHbA1cを7%未満に保ち、血圧は130/80 mmHg以下を目指しましょう。
ACE阻害薬の使用
ラミプリルなどのアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬は、糖尿病・非糖尿病問わずESRDリスクを22〜35%低減することが報告されています。
尿中タンパク質・アルブミンの定期検査
糖尿病や高血圧の方は、尿中の総タンパク質やアルブミンを定期的に測定し、異常があれば早期に治療を開始しましょう。早期介入は腎機能の悪化を遅らせます。
たんぱく質制限食の実践
腎臓病のリスクが高い人は、体重1kgあたり0.8〜1.0gのたんぱく質と、30〜35kcal/kgのエネルギー摂取を目安に食事を管理します。
禁煙する
喫煙は糖尿病患者のESRDリスクを約30%増加させます。禁煙は腎臓だけでなく全身の健康にも重要です。
