ヒトと犬のライム病:症状・治療の違い

概要

ライム病はヒトと犬の両方に重篤な影響を与える可能性がありますが、症状や治療法、経過は大きく異なります。ライム病の原因菌は、ダニに付着したまま刺されることで感染します。

主な特徴

  • ヒトと犬のライム病は同じダニに刺されて感染しますが、症状や回復期間は大きく異なります。

ヒトのライム病

ダニに刺されると、刺された部位の周囲に赤い紅斑(ブルックス斑)が現れ、すぐにインフルエンザ様症状が出ます。数週間後、約15%の患者が関節痛を、約5%が心拍リズムの乱れを起こします。

犬のライム病

犬は感染後数週間から数か月間は症状が現れません。症状が出ると、関節炎様の症状と時折の熱がみられます。短期間の抗生物質投与で完全に回復することが多いです。

治療法

ヒトも犬も抗生物質で治療しますが、ヒトは感染後に後遺症が残ることがあります。一方、犬は速やかに完全回復することが一般的です。

ヒトへの長期的影響

感染後数か月経過しても、約60%の患者が関節痛や神経症状を続けます。犬は心臓や神経系の合併症がほとんど見られません。

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