ライム病の歴史と進化
ライム病はシカダニが媒介する細菌感染症で、北半球を中心に広がっています。治療せずに放置すると慢性化し、初期は特徴的な皮疹とインフルエンザ様症状が現れ、進行すると神経系の障害を引き起こすことがあります。
病名の由来
- 1970年代半ば、コネチカット州リーム町でのアウトブレイクにちなんで「ライム病」と名付けられました。
最初の記録
- 名称は70年代のアウトブレイクに由来しますが、最初の記録は1883年にドイツで報告されています。
原因と症状の関連付け
- 1909年、スウェーデンの医師がシカダニに刺された際に現れる皮疹とライム病の症状を結びつけました。
治療の開始
- 1983年に抗生物質が治療に用いられ始め、同時期に病期(早期・中期・後期)の3段階が明確にされました。
ワクチン開発と撤退
- 1999年、米FDAはライム病予防ワクチン「LYMErix」を承認しましたが、3年後に関節炎やライム病を発症したとして訴訟が相次ぎ、市場から撤退しました。
