バー・ロット(爪周囲炎)の原因・症状・治療・予防策
バーテンダーは、指や爪の周りに痛みを伴う炎症(俗に「バー・ロット」)に悩まされがちです。医学的には爪周囲炎(paronychia)と呼ばれ、爪を取り巻く組織が炎症を起こす状態です。
原因
- 長時間手が濡れた状態が続くことが最大の要因です。レモン・オレンジ・ライムなどの柑橘類に含まれるクエン酸も、爪のキューティクルを柔らかくし、細菌が爪床に侵入しやすくします。
症状
- 最初は爪の周囲が赤く腫れ、痛みを伴うことが多いです。放置すると膿がたまり、激しい痛みとともに炎症が進行します。
治療法
- 抗生物質の内服や、抗菌クリームの塗布が一般的です。自宅療法としては、ティーツリーオイルやメントール系の軟膏を使用して感染部位を清潔に保つと効果的です。
予防策
- 作業時に手袋を着用するのが最も効果的ですが、作業効率とのバランスが課題です。メイヨークリニックは、キューティクルを清潔に保ち、爪の下を定期的に洗浄することを推奨しています。爪を短く保ち、湿気を減らすためにアルコールベースのハンドサニタイザーを使用することも有効です。
