MTBEと胆石
概要
MTBE(メチルtert-ブチルエーテル)は、実験室で溶剤として広く使われる化学物質で、構造は麻酔薬のジエチルエーテルに似ています。ニューヨークタイムズ・ヘルスガイドによると、体内に投与しても液体のままであるため、胆嚢内の胆石を直接溶解させる「接触溶解療法」に利用できます。
手順と作用機序
医師はカテーテルを胆嚢に挿入し、少量のMTBEを注入して胆石を溶かします。ホプキンス・テクノロジーの報告では、数時間で溶解が始まり、完全に石が消失するまでに最大で3日間かかることがあります。
留意点・副作用
MTBE療法はまだ実験段階であり、長期的な副作用や胆石再発のリスクは十分に解明されていません。漏れが腸管に及ぶと吐き気が生じることがあり、手技中や後に激しい腹痛が起こることも報告されています。
