圧縮ストッキング使用時の主な課題

不快感

圧縮ストッキングは最初に着用するときに締め付け感が強く感じられます。圧力は医師の処方により10〜50mmHg程度まであり、圧力が高いほど締め付け感も増します。この不快感が継続的な使用を妨げ、コンプライアンス低下の原因となります。

着脱の困難

特に関節炎などで手指の動きが制限されている人にとって、ストッキングの着脱は大変です。市販の着脱補助具(ゴム手袋や専用デバイス)を使用したり、朝起きた直後のむくみが出る前に装着する、または足にコーンスターチやパウダーをまぶすと滑りやすくなります。

サイズ選びの重要性

適切なサイズでないと、圧力が不均一になり症状を悪化させることがあります。必ず専門のフィッターに脚の周囲径を測定してもらい、正しいサイズを選びましょう。サイズが合わないと、かかとの潰瘍や壊疽、皮膚損傷のリスクが報告されています。

摩耗とメンテナンス

圧縮ストッキングは適切なケアが必要です。使用期間は目安として3〜6か月で、2〜3日ごとに洗濯し、自然乾燥させます。柔軟剤や漂白剤を含む洗剤は素材を劣化させるため使用しないでください。また、脚に保湿クリームを塗るとシリコンバンドが劣化することがあります。

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