結腸手術後に手足が腫れるのはなぜ?原因と対策

結腸手術後、下肢や鼠径部にむくみが現れることがあります。むくみが進行すると、患部が異常に重く感じられることがあります。多くの場合、手術中にリンパ節が損傷されることで起こるリンパ浮腫が原因です。リンパ浮腫は長期化しやすく、治療が難しいことがあります。

結腸手術

結腸は大腸の一部で、食物から水分や栄養を吸収し、直腸へと送ります。結腸手術(結腸切除)は主に結腸がんの治療や潰瘍性大腸炎の管理に行われます。腫瘍がある部位を切除し、健康な部分だけを残します。腸管を再接続(吻合)する場合は縫合やステープラーでつなぎ、腸の機能を回復させます。造瘻(コロストミー)を行う場合は、結腸の一部を体外に導き、袋で便を受け取ります。

リンパ系

リンパ系は免疫系の一部で、リンパ節とリンパ管から構成されます。リンパ節が切除または損傷すると、リンパ液が局所組織にたまりやすく、特に下肢で重さやむくみ、皮膚の変色が起こります。

リンパ浮腫(リンパむくみ)

結腸手術の副作用のひとつに、リンパ節の損傷によるリンパ浮腫があります。症状は徐々に現れ、最初は四肢の重さや軽いむくみとして感じられます。診断はむくみの範囲や体積測定で行われます。

治療法

軽度のリンパ浮腫には、マッサージ、軽い運動、圧迫衣の着用が有効です。症状が重い場合は、リンパドレナージュや外科的に余分な組織を除去する手術が検討されますが、手術はリンパ系にさらなるダメージを与えるリスクがあります。

その他のむくみの原因

手術後の活動不足による循環障害や、血栓による静脈閉塞もむくみの原因となります。初期段階ではリンパ浮腫と区別しにくいことがあります。

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