ヒト成長ホルモン(HGH)でどれだけ身長が伸びるか
HGH不足が身長に与える影響
身長が低い原因はさまざまです。最も顕著なのは遺伝です。両親や家族が低身長であれば、子どもも低身長になる可能性が高く、逆に家族が背が高ければ背が高くなる傾向があります。遺伝的な身長を超えて伸びさせるためにヒト成長ホルモン(HGH)を投与しても効果は期待できません。HGHは、身長低下の原因がホルモン不足である場合にのみ有効です。
その他の原因としては栄養不良が代表的です。この場合もHGHだけでは成長が改善されません。
HGHが効果を発揮するケースとそうでないケース
子どもの成長期(通常は18歳頃まで)にホルモン不足が原因であれば、毎日のHGH注射により身長は伸びます。最終的に到達できる身長は、遺伝的・家族的背景が示す本来の身長に近づきます。成長速度は、年に約2.5cm程度の低い伸び(例:1インチ/年)から、4インチ/年(約10cm/年)といった平均以上の速度に変化します。
成人がHGHを使用した場合、筋肉量や骨密度の増加、体脂肪の減少といった効果は期待できますが、身長は伸びません。
HGHでどれだけ身長が伸びるか
成長ホルモンが不足している子どもは、他に問題がなければHGH治療により本来の身長まで伸びます。成人がHGHを使用しても身長は変わらず、効果は年齢や基礎疾患の有無に左右されます。
