口唇ヘルペス(熱性ヘルペス)の治療と予防
概要
口唇ヘルペス(通称:熱性ヘルペス、口唇ヘルペス)はヘルペスウイルスが原因で起こる一般的な感染症です。カンカーソア(口内炎)とは異なり、ウイルスは感染力があり、主に唇の赤い部分に痛みを伴う水疱ができます。感染後、ウイルスは皮膚に潜伏し、ストレスや月経、紫外線などの要因で再活性化し再発します。
治療法
- 薬剤療法
ほとんどの症状は7〜10日で自然に治癒しますが、痛みが強い場合はリドカインやベンジルアルコールなどの外用薬で緩和できます。発症初期に抗ウイルス薬(例:アシクロビル)を使用すれば、痛みと病程を短縮できることがあります。再発が頻繁な場合は、医師の指示で予防的に抗ウイルス薬を継続服用することが推奨されます。
家庭でできる対処法
- 自然治癒を妨げない
水疱は自然に治ります。つぶしたり、ピンセットで摘んだりしないでください。感染リスクが高まります。 - 痛みの緩和
外用薬だけで痛みが残る場合は、アスピリン、タイレノール(アセトアミノフェン)やイブプロフェンなどの経口鎮痛剤を使用できます。氷や温湿布を当てることでも痛みを和らげられますが、治癒期間は変わりません。
予防策
- 他者への感染防止
症状が出ている間はキスや食器・タオルの共有を避け、こまめに手洗いを行いましょう。 - 再発トリガーの回避
風邪やインフルエンザ、過度な日光曝露、睡眠不足など体に負担がかかると再発しやすくなります。唇用の日焼け止めを使用すると紫外線による再発リスクを低減できます。
