正常範囲

Mosbyの第9版診断・検査リファレンスによれば、酸素飽和度(SpO₂)は95%以上が正常とされています。

測定の目的

  • 薬剤への反応を評価するため
  • 現在の酸素供給が十分か確認するため
  • 負荷試験や睡眠検査中の酸素状態をモニタリングするため

測定方法

パルスオキシメータのプローブを指先や耳たぶに装着し、数秒間測定します。非侵襲的で簡便です。

留意点

慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患を持つ人は、95%未満でも個人の「正常」値になることがあります。米国呼吸器学会は、すべての患者でSpO₂を90%以上に保つことを目標としています。

危険レベル

同書によれば、SpO₂が75%以下になると危機的状態とみなされ、直ちに医療介入が必要です。