アテローム性動脈硬化症の症状とは?

動脈は心臓から全身へ血液を送る血管です。長時間にわたり脂肪の微小粒子が動脈壁に蓄積すると、血流が狭くなり「アテローム性動脈硬化症(動脈硬化)」が進行します。蓄積したプラークが剥がれ血栓となると、心筋梗塞や脳卒中の原因となります。早期に症状を把握することが重要です。

主な原因

  • 高血圧、コレステロール過多、糖尿病などは動脈硬化のリスクを高めます(米国心臓協会)。ただし、必ずしも動脈硬化を引き起こすわけではありません。

初期症状

  • プラークは徐々に蓄積するため、初期段階で自覚できる症状はほとんどありません。血流が緩やかに低下し、長期間にわたって疲労感や倦怠感が続くことがあります(メイヨークリニック)。

心臓への影響

  • 冠動脈に動脈硬化が起こると、心筋梗塞を引き起こす可能性があります。主な症状は胸部や腕の痛み、息切れです。重篤な場合は心臓の損傷や死亡につながります。

脳への影響

  • 脳へ血液を供給する動脈が閉塞すると脳卒中が発生します。酸素供給が不足した脳組織は損傷し、麻痺や言語障害が起こります。症状としては手足のしびれ・感覚異常、視界のぼやけ、言語障害、筋力低下、頭痛などがあります。

四肢への影響

  • 腕や脚の動脈が閉塞すると血行不良が生じ、温度感覚が鈍くなることがあります。重症例では組織壊死(壊疽)に至ることもあります。

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