過多月経の治療法
月経は女性にとって自然な周期ですが、出血量が多く生活に支障をきたすことがあります。過多月経(menorrhagia)は、月経期間が長く、血液の喪失が大きくなる状態です。
過多月経の症状
- 疲労感や貧血。大量出血により鉄欠乏が起こりやすい。
- 血液の塊が混じることがある。
- 下腹部や子宮の痛みが伴うことがある。
- 月経が7日以上続くことが多い。
過多月経の対策
- ホルモン療法(経口避妊薬)が有効で、出血量を減少させ排卵を調整する。
- 鉄剤の補給で貧血予防。
- イブプロフェンで痙攣と過剰出血を緩和。
- 自宅療法として、コリアンダー種子をお茶に入れる、シナモンを粉末やお湯で摂取、アショーカリスタ(アショーカ由来の酒)などがある。
- 食事面では、月経初期に牛乳や生野菜・サラダを摂取し、カフェインや刺激物は避ける。月経が終わった後は激しい運動を控える。
熱焼灼術(エンドメトリウムアブレーション)
- 子宮内膜の一層を熱で焼き除去する外来手術。子宮全摘出を回避できるが、侵襲的で熱ロッドや熱球、温水バルーンを使用する。
- 膣から挿入するため切開は不要。手術後は妊娠が難しくなる。
- プロゲステロンやルプロン(子宮内膜を薄くする薬)が処方されることがある。
- 副作用として子宮穿孔、腸や膀胱への損傷、術後数週間の出血や痙攣が続くことがある。
