子宮筋腫の代替治療法
子宮筋腫はがん化することはまれですが、骨盤内にできる腫瘍で痛みを伴うことがあります。米国では35歳以上の女性の約3割が子宮筋腫を患っているとされています。主な治療法は子宮動脈塞栓術(UAE)などの手術ですが、手術には出血や感染、血管障害といったリスクがあります。そこで、手術の痛みや副作用を和らげる目的で、栄養・ハーブ・指圧などの代替療法が注目されています。
栄養療法
代替療法の基本は、エストロゲンの産生を抑える食事です。エストロゲンは子宮筋腫の主な原因のひとつで、肝臓が分解します。肝臓の働きを妨げないよう、脂肪・肉類・アルコール・乳製品の摂取を控えると、エストロゲンの蓄積を防げます。また、エストロゲンは脂肪細胞に蓄えられるため、過剰な脂肪摂取は逆効果です。
代わりに、野菜や果物、ビタミンBを多く含むレンズ豆、糖蜜、米ぬかなどを積極的に取り入れましょう。鉄分は葉物野菜で補給でき、体全体の強化にもつながります。
ハーブ・サプリメント
ビタミンEやβカロテンはエストロゲン低下に効果があります。さらに、イブニングプリムローズ油、亜麻仁油、ボラジオイル、ブラックコホシュ、レッドクローバー、アルテミシア(ヨモギ)などのハーブや植物油も、エストロゲンの増殖を抑えて子宮筋腫の進行を遅らせます。1日あたり大さじ2〜3杯程度を目安に摂取すると良いでしょう。
指圧(アキュプレッシャー)
指圧は体内エネルギーの流れを整えることで、痛みや不調を緩和するとされています。子宮筋腫に対しては、脾臓・肝臓・子宮に対応するツボを刺激することが推奨されています。専門家の指導のもと、定期的に行うと効果が期待できます。
