RSD(CRPS)の診断方法と手順
RSD(反射性交感神経ジストロフィー)とは
RSDは、主に脚や腕に発症する稀な慢性疾患で、複合性局所疼痛症候群(CRPS)とも呼ばれます。RSDには2つのタイプがあり、ほとんどの患者は神経が直接損傷していない状態で起こるタイプ1です。タイプ2は明確な神経損傷が原因です。主な症状は、腕・手・脚・足に限りなく燃えるような激しい疼痛が続き、動かしにくくなることです。筋力低下や痙攣、筋萎縮、関節の腫れや硬直、皮膚の感覚過敏、色や質感の変化も見られます。早期治療が最も効果的で、早期に治療を開始すれば寛解に至る可能性もあります。
RSDの診断手順
医師の診察を受ける
正確な診断が治療の第一歩です。医師は身体検査と問診を行い、症状の経緯や既往歴を確認した上で、必要な検査を指示します。
骨シンチグラフィー(骨スキャン)を実施する
放射性物質を静脈に注射し、特殊なカメラで骨を撮影します。RSDが影響する関節では血流が増加しているため、画像に異常が映ります。
交感神経系の検査を行う
交感神経の機能異常を評価するために、サーモグラフィーで皮膚温度や血流を測定したり、手足の発汗量を測定する検査が行われます。
X線検査を受ける
病状が進行すると骨のミネラル減少がX線に写ります。低線量の放射線を用いて、骨の状態を画像化します。
MRI検査を受ける
磁気共鳴画像(MRI)は、放射線を使用せずに骨・関節・軟部組織の詳細な画像を取得でき、炎症や軟部組織の変化を評価するのに有用です。
