ペイロニー病と会陰部の痛み
ペイロニー病
ペイロニー病は、陰茎の海綿体に異常な瘢痕組織(プラーク)が蓄積する疾患です。性欲が高まると血液が海綿体に流入し勃起しますが、プラークが血流を妨げるため、痛みや様々な症状が現れます。
症状
- 勃起時にのみ顕在化することが多く、陰茎が一方向に強く曲がる、または部分的に細くなることがあります。
- 陰茎全体が硬くなるが、部分的に血流が不足し柔らかくなることもあります。
- 勃起時や性交、オーガズム時に痛みを感じ、勃起が得られにくくなることがあります。
会陰部の痛み
会陰部の痛みは肛門と陰嚢の間に生じる不快感です。ペイロニー病自体はこの部位の痛みを伴わず、主に陰茎内部での不快感が特徴です。しかし、前立腺癌、前立腺炎、前立腺肥大など、他の男性生殖器系疾患では会陰部痛がよく見られます。
原因
正確な原因は不明ですが、陰茎への外傷と関連していると考えられています。交通事故やスポーツ傷、手術、過度な性行為などがきっかけになることがあります。必ずしも重度の外傷である必要はなく、軽微な外傷が蓄積して発症するケースもあります。
治療
軽症例は経過観察で問題ないことが多いですが、痛みや性的機能障害が強く出る場合は以下の治療が検討されます。
- 経口薬による症状緩和
- 陰茎組織へ直接注射する薬剤(コルチコステロイドや酵素製剤など)
- 重度の場合は外科手術によるプラーク除去や矯正手術
