静脈機能不全の治療法
静脈機能不全とは
静脈機能不全は、静脈が血液を十分に戻せない状態です。特に足や脚にできる静脈瘤と併発しやすく、血液の滞留やむくみ、疼痛を引き起こします。血流改善と静脈の健康維持のために、日常生活でできる対策が多数あります。
自己管理でできる対策
圧迫ストッキングを着用する。足に一定の圧力をかけることで血液が心臓へ戻りやすくなります。医師に相談し、市販のものが適切か、処方用のものが必要か確認しましょう。
医師と相談の上で運動を取り入れる。血行促進に効果的な有酸素運動やストレッチを週に数回、30分程度行うと良いでしょう。
適正体重を維持する。余分な体重は静脈に余計な負担をかけ、血流を阻害します。
喫煙をやめる。タバコは血管を収縮させ、循環を悪化させます。
横になるときは脚を心臓より高く保つ。クッションや枕で足を少し上げるだけで血液の逆流を防げます。
ハーブサプリメントを活用する(医師の許可が必要)。メリーランド大学医療センターの推奨は、ヒマラヤマツタケ(馬栗)250 mgを1日2回、ツボクサ200 mgを1日4回、ブッチャーズ・ブルーム150 mgを1日3回です。
食物繊維とバイオフラボノイドを豊富に含む食事を心がける。全粒穀物、ダークベリー、葉物野菜、にんにく、玉ねぎなどが特に有効です。また、フラボノイド系サプリメント(ルチン500 mgを1日2回、ブドウ種子抽出物720 mgを1日1回、松樹皮抽出物120 mgを1日3回)も検討できますが、使用前に必ず医師に相談してください。
自己管理で改善が見られない場合は、医師に外科的・非外科的治療を相談する。レーザー、熱、ラジオ波を利用した治療や、問題の静脈を除去する手術などがあります。
