骨スキャンの実施手順と注意点
骨スキャンの実施方法
骨スキャンを受ける際には、放射性トレーサー(通常は放射性核種)を腕の静脈に注射します。このトレーサーは検査対象の組織に取り込まれ、最終的に糞便や尿として排泄されます。トレーサーは異常部位の代謝活動を示します。
注射後、トレーサーが体内に取り込まれるまでに2〜4時間かかります。その間は水分を十分に摂取してください。水分補給により画像のコントラストが向上します。取り込みが完了したら仰向けに横になり、装置がトレーサーが放出するガンマ線を検出して骨の画像を撮ります。検査対象に応じて体位を変えることがあります。
検査当日の流れと注意点
骨スキャンは外来検査で、通常は絶食や特別な準備は不要です(医師の指示がある場合は除く)。検査中は衣服やアクセサリーを外す必要があります。手技自体は痛みを伴いませんが、トレーサー注射後は運転が困難になることがあるため、付き添いの方と帰宅してください。
考えられる副作用
ほとんどの患者で副作用はほぼありませんが、放射性物質に対する感受性が低い方はめまい、吐き気、嘔吐などの症状が一時的に出ることがあります。症状は通常短時間で収まります。検査は医療機関で実施されるため、万が一の際はすぐに対応が受けられます。妊娠中の方は、放射線科医と産科医の両方に相談し、検査の是非を判断してください。
