関節形成術(関節置換手術)における感染リスクと対処法

関節形成術とは

関節形成術(関節置換手術)は、手・肘・膝・股関節などの関節に対し、外傷や関節炎の治療を目的として行われます。手術内容は、遊離した骨片や軟骨・骨棘の除去(デブリードメント)、関節面の再形成、または全置換(人工関節)です。

感染症のリスク

手術時に切開を行うため、感染は避けられないリスクの一つです。感染は切開部だけでなく、関節周囲の組織でも起こり得ます。軽度の感染であれば抗生物質で治療できますが、重症例では人工関節全体を除去する必要があります。

人工関節の拒絶と除去

感染が人工関節の拒絶反応として現れた場合、再手術で人工関節を取り除くことになります。初回に使用した金属合金、上位プラスチック、ポリマーなどの素材は、再度同じ素材が使われないように選択されます。

追加手術の必要性

感染により人工関節を除去する場合、通常は二回の手術が必要です。第一回で感染した関節を取り除き、第二回で新たな関節を再装着します。結果として、同一関節に対し三回の関節形成術が行われることもあり、疼痛軽減や可動域改善といった本来の目的が減少するリスクがあります。

長期的な重要性

感染リスクは手術直後だけでなく、数年にわたって続く可能性があります。感染の兆候としては、発熱(100°F以上)、創部からの排液、痛み・紅斑・腫脹・圧痛、悪寒などが挙げられます。早期に症状を認識し、適切な治療を受けることが重要です。

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