TENSユニットは腓骨腱障害の痛みを和らげられるか?

ミシガン大学医療システムによれば、腓骨筋は下腿の外側に位置し、足に腱が付着しています。腓骨腱の損傷や炎症はよく見られ、従来の治療で改善しない場合、TENS(経皮的電気神経刺激)ユニットが痛みの軽減に効果的です。

腓骨腱障害とは

腓骨腱の損傷は、突然起こることもあれば、時間をかけて進行することもあります。特に足首を繰り返し動かすスポーツ選手や、土踏まずが高い人に多く見られます。

  • 腱炎は過度の使用や外傷が原因で、腱が炎症を起こし、痛み・腫れ・触れると熱感があります。
  • 繰り返しの負荷や外傷により急性裂傷が起こることがあり、痛み、腱の腫れ、足・足首の脱力感が現れます。長期的には足の形が変わり、土踏まずが高くなることがあります。

診断

足・足首外科医の診察室でまず視診・触診が行われ、必要に応じてMRIや超音波検査で損傷の程度を確認します。

従来の治療法

損傷の程度に応じて、足首を固定するキャストやスプリント、理学療法が行われます。抗炎症薬は経口または注射で投与し、痛みと炎症を抑えます。固定・理学療法・薬物療法で改善しない場合は、腱の修復手術が検討され、術後もリハビリが必要です。

TENSユニットによる治療

TENSは小さな矩形電流パルスを電極から送信し、対象部位の神経を刺激して痛みを抑える装置です。ポータブルでベルトやポケットに装着でき、痛みの強さに合わせて出力を調整できます。

TENSユニットの入手方法

医師の処方が必要です。理学療法士が診療中に使用できる機器を持っていることもあります。

痛みの緩和効果

使用開始から30分以内に痛みが軽減し、1日中または数時間ずつ連続使用が可能です。

使用を控えるべき人

以下の方はTENSユニットの使用を避けてください。
・心臓ペースメーカー装着者
・がん患者
・血行障害がある方
・心疾患を持つ方
・てんかん患者
・頭部外傷のある方
・頸部(頸動脈近く)に電極を置く必要がある外傷の場合

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