狂犬病は中枢神経系に影響を及ぼす稀ながら致命的な感染症です。哺乳類なら誰でも感染し得ますが、米国ではワクチン接種の普及により極めて少なくなっています。感染は主に狂犬病動物の唾液、特に噛み傷を通じて伝わります。噛まれた疑いがある場合は、直ちに医療機関を受診し、ウイルスの拡散を防ぐ処置を受けることが重要です。症状が進行すると、ほぼ必ず致死的で治療法はありません。

噛み傷部位の症状

  • 噛まれた箇所にかゆみや刺すような感覚が現れることが多く、これが最初の兆候です。

インフルエンザ様症状

  • 発熱、悪寒、全身のだるさや筋肉痛が見られます。

腹痛

  • 症状が進むと、腹部に痛みや不快感を訴えることがあります。

精神状態の変化

  • 不安や落ち着かない状態が徐々に増し、やがて混乱、幻覚、せん妄に至ることがあります。

恐水症・恐空気症

  • 病状が進行すると、水や空気(特に顔に向けて吹きかけられる空気)に対する強い恐怖感が現れます。この段階では病気は重篤です。