痔(ヘモロイド)を治療する方法

痔は肛門や直腸の静脈が腫れ、出血・灼熱感・かゆみを伴う症状です。妊娠や長時間の座位、排便時のいきみ、重いものを持つこと、下痢や激しい咳などが原因となります。軽度の症状は自宅でのケアで改善できますが、重症の場合は外科的処置が必要になることがあります。

必要なもの

  • 痔用の外用クリームまたは軟膏(例:プレパレーションH、ウィッチヘーゼル配合クリーム)
  • コーンスターチまたは無香料ベビーパウダー
  • 経口鎮痛剤(イブプロフェン、アセトアミノフェンなど)
  • 滅菌された氷嚢または冷却パック

治療手順

  1. 温浴で痒みと灼熱感を和らげる

    温かい湯に15〜20分間、1日3〜4回浸かります。入浴剤は使用せず、やさしいリネンタオルで肛門周辺を軽く押さえて乾かします。

  2. 外用薬で腫れと痛みを抑える

    痔用クリームや軟膏を必要に応じて塗布します。アロエベラ、ウィッチヘーゼル、カレンデュラ、ヒドロコルチゾン、ビタミンE、馬栗エキス、グリセリン、フェニレフリンHCl、ペトロラタム、プラモキシンなどが配合された製品が効果的です。坐剤や医薬用ワイプでも症状を緩和できます。

  3. 氷で腫れを軽減

    炎症が強い部位に滅菌済みの氷嚢を1回につき15分程度、1日数回当てます。血管が収縮し、腫れと灼熱感が抑えられます。

  4. 乾燥を保ち刺激を防ぐ

    外用薬を使用しない時間帯は、肛門周辺をできるだけ乾燥させます。コーンスターチや無香料ベビーパウダーをまぶして湿気を吸収させましょう。

  5. 経口鎮痛剤で痛みを緩和

    必要に応じてイブプロフェン、アスピリン、アセトアミノフェンなどを服用します。服用前に医師の許可を得てください。

  6. 食事と排便管理で再発防止

    食物繊維を多く摂り、必要なら軟便剤を併用して便秘を防ぎます。便意を我慢せず、過度ないきみを避けることが重要です。炭酸飲料、柑橘類、カフェイン、アルコールは肛門皮膚の刺激になるため控えめに。

  7. 症状が改善しない場合は医師へ相談

    市販薬で効果が見られない場合は、ゴム結紮、硬化療法、レーザー治療、痔核切除術(ヘモイドectomy)やステープラー手術などの外科的処置が検討されます。必ず専門医の診断を受けましょう。

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