高カリウム血症と高コレステロールの対策は?
高カリウム血症(ハイパーカリウム)
主に腎機能が低下し、体内からカリウムを十分に排出できなくなることが原因です。カリウムは筋肉の成長や消化を助けますが、過剰になると心拍の乱れや筋力低下を引き起こします。
長期的な管理方法
- カリウムが多く含まれる食品(バナナ、ほうれん草、トマトなど)を控える。
- 医師の指示のもと、カリウム吸着剤(例:カエキサレート)を使用し、腸内でカリウムを結合させて排泄させる。
- 体内の水分量を調整し、腎臓の負担を軽減する。
高コレステロール血症
コレステロールは細胞膜やホルモンの材料として必要ですが、過剰になると血管壁にプラークが沈着し、血流が阻害されます。これが心筋への酸素供給不足を招き、心筋梗塞リスクを高めます。
生活習慣の改善
- 飽和脂肪酸が多い赤肉や乳製品の摂取を減らす。
- 野菜、全粒穀物、魚介類中心のバランスの良い食事を心がける。
- 定期的な有酸素運動(週150分以上)を取り入れる。
薬物療法
- スタチン系薬(例:リピトール、ゾコール)は肝臓でのコレステロール合成を抑制します。
- 胆汁酸樹脂薬(例:クエストラン)は胆汁酸の産生を促し、体内のコレステロールを減少させます。
診断と症状の見分け方
高コレステロールは自覚症状がほとんどなく、血液検査で総コレステロールとトリグリセリドを測定します。医師は結果に基づき生活指導や薬剤処方を行います。
一方、高カリウム血症は吐き気、脈拍の遅さ、不整脈などの症状が現れます。心電図(ECG)でリズム異常を確認したり、血清カリウム濃度を測定する血液検査が必要です。
