はだか虫(ピンワーム)の概要と対策
ピンワーム(はだか虫)は、米国で最も一般的なヒトの蠕虫感染症です。幼児や共同生活を送る環境にいると、感染リスクが高まります。感染すると肛門周辺のかゆみや睡眠障害が起こります。
外観
- 白く細長い糸状の虫で、長さは最大約5 mm(約半インチ)です。肉眼でも確認できます。
特徴
- 卵は口から摂取され、小腸で孵化します。幼虫は大腸へ移動し、腸壁に付着して成長します。
- 雌虫は夜間に肛門から出てきて、皮膚に卵を産み付けます。この卵がかゆみの原因です。
感染経路
- 糞口経路が主です。子どもが爪に付いた卵を触れ、手や口に移すことで広がります。
- 汚染された寝具、タオル、衣類を介しても感染します。
診断
- 就寝後2〜3時間で、子どもの皮膚や下着、トイレの水面に虫が付着しているのが確認できます。
治療
- ピンワーム専用の駆除薬(例:ピンX、ピンリッド)で治療します。
- 卵は光に弱く、熱い水で洗濯することで除去できます。寝具や衣類は熱湯で洗濯しましょう。
予防
- トイレ後や食事前に石鹸で手をしっかり洗う。
- 爪を短く保ち、爪を噛む習慣をやめる。
- 定期的に寝具やタオルを高温で洗濯する。
