腎盂腎炎の治療と対策
腎盂腎炎(腎臓感染症)は、尿管や膀胱の感染が腎臓へ波及した状態で、排尿時の灼熱感、頻尿、発熱、腹痛などの症状が現れます。
重要性
腎盂腎炎は速やかな治療が必要です。放置すると腎臓に永久的な障害を残す恐れがあり、血流に細菌が入ると命に関わる敗血症を引き起こすことがあります。
治療法
脱水、嘔吐、免疫抑制状態がなければ、外来で抗生物質を処方して治療できます。
入院が必要な場合
感染が重篤な場合は入院し、点滴で抗生物質を投与します。症状が改善し、経口投与に切り替えられるまで1~2日間続けることがあります。
自宅でできる対策
十分な水分摂取で尿路の細菌を洗い流すことが重要です。ただし、カフェイン、コーヒー、柑橘系ジュース、アルコール、炭酸飲料は症状を悪化させる可能性があるため控えてください。痛みが強いときは、患部に温湿布やホットパックを当てると緩和できます(メイヨークリニック推奨)。
注意点
腎臓結石や尿路閉塞などの合併症がある場合、感染が手術を要することがあります。重症例では、感染した腎臓の摘出が検討されることもあります。
