過剰なカルシウム摂取のリスクとは?

カルシウムの適正摂取量

米国国立衛生研究所(NIH)によると、成人男性・女性の許容上限は1日あたり1,000〜1,300 mgです。

高カルシウム血症(ハイパーカルシミア)

血中カルシウム濃度が極端に上昇すると「高カルシウム血症」となり、腎機能が低下することがあります。ただし、サプリの過剰摂取が原因となるケースは稀で、主に進行したがんや大量のビタミンD、原発性副甲状腺機能亢進症が関与します。

副甲状腺機能亢進症

頸部にある4つの副甲状腺が過剰に働くことで血中カルシウムが増加する状態です。副甲状腺ホルモンはカルシウムのバランスを調整しますが、機能が乱れると腎結石、腹痛、骨・関節痛、骨粗鬆症、うつ、記憶障害、吐き気、食欲不振などが現れます。治療は経過観察、薬物療法、必要に応じて手術が選択されます。

カルシウム過剰の初期症状

メイヨークリニックによると、過剰摂取の初期症状は重度の便秘、持続的な頭痛、倦怠感、口の乾燥、金属味などがあります。場合によっては抑うつ、イライラ、食欲低下も報告されています。

カルシウム過剰の後期症状

症状が進行すると高血圧、不整脈、強い眠気、頻尿や尿量増加といった重篤な状態になることがあります。

カルシウムサプリの服用方法

医師の指示がない限り、食後1〜1.5時間後にサプリを摂取し、十分な水またはジュースと一緒に飲むのが望ましいです。

医師への相談

過剰摂取が疑われる場合や、上記以外の症状が現れた際は速やかに医師に連絡しましょう。

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