COPDの栄養と治療
COPDとは
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、気道が狭くなり呼吸がしにくくなる疾患です。主に慢性気管支炎と肺気腫の2タイプに分かれ、前者は肺に粘液がたまり、後者は肺胞が破壊されて呼吸機能が低下します。主な症状は血痰を伴う咳、慢性的な倦怠感、頭痛、息切れです。
治療法
現在、COPDを根本的に治す方法はありませんが、症状の悪化を防ぐための対策はあります。禁煙は最も重要なステップです。吸入器や呼吸補助装置の使用により呼吸を助け、空気道を保護します。
栄養管理
呼吸器系の疾患予防に栄養は大切です。特にガスを発生しやすい揚げ物や辛い食べ物は避け、塩分の過剰摂取も控えましょう。低脂肪のたんぱく質、果物、野菜、全粒穀物を中心にした食事が推奨されます。1日あたり25〜30gの食物繊維を目安に摂取すると良いでしょう。
追加の指針
COPD患者は食欲不振に悩むことが多いです。食事前に軽い散歩や軽い運動を行うと食欲が刺激されます。食事ではまず高カロリーの食品を摂り、空腹時にできるだけ多くのエネルギーを確保しましょう。また、少量・頻回の食事を心がけると代謝が上がり、結果的に食欲が改善します。
注意点
症状を悪化させる環境を避けることが重要です。寒冷な空気はできるだけ避け、室内は喫煙や暖炉の使用を控えて空気を清浄に保ちましょう。自ら肺を守る意識を持つことで、COPDがあっても可能な限り快適に生活できます。
