運動中に感じるめまいの原因と対処法
運動中にめまいや立ちくらみを感じることは、一時的で簡単な問題から深刻な医学的問題まで、さまざまな原因が考えられます。めまいを感じたらすぐに運動を中止し、座って頭を下げて脳への血流が戻るか確認してください。問題の解決は原因に依りますが、主な原因は以下の通りです。
脱水症状
激しい運動や大量の発汗、特に高温多湿の環境では脱水が起こりやすく、血液を全身に送り出す心臓の負担が増し、脈拍が上がり血管が収縮して血圧が上がります。その結果、脳への血流が減少しめまいが生じます。体は血流を脳に送り込むために失神しようとします。すぐに座って体を冷やし、水分を補給して熱中症や熱射病を防ぎましょう。高地での運動は症状を悪化させます。利尿剤を使用している場合は、運動前に十分な水分を取ることが重要です。
低血糖
運動前に食事を取らないと血糖値が低下し、めまいが起きやすくなります。空腹での運動は避け、軽食やスナックを摂ると予防できます。特にテニスのラリーや長時間のジョギングなど、長時間・高強度の運動を行う場合は、バナナやグラノーラバーなどを休憩時に摂取すると良いでしょう。
心臓の問題
めまいは血液が効率的に全身へ送られない、あるいは不整脈など心臓の機能異常が原因の場合があります。心筋梗塞や心拍数が異常に速い/遅い状態のサインであることもあります。
また、心臓や血圧、心拍数を調整する薬(β遮断薬、ニトログリセリン、メトプロロールなど)や、抗うつ薬・鎮静剤などもめまいを引き起こすことがあります。服用中の薬の添付文書を確認し、疑わしい場合は医師に相談してください。単なる脱水では説明できないめまいが運動中に起きた場合は、速やかに医師の診断を受けましょう。
運動中のめまいは、原因を正しく把握し対策を講じることで予防できます。疑わしい症状が続く場合は専門医に相談してください。
