伝染性単核球症(モノ)のための食事指針
伝染性単核球症(別名:モノ、キス病)は、エプスタイン・バールウイルスが原因の比較的一般的なウイルス感染です。通常は2〜4週間で自然に回復しますが、回復期間中にバランスの取れた食事を心がけることで合併症のリスクを低減し、早期回復の可能性を高められます。
症状の概要
感染後1〜2週間のインフルエンザ様症状が続いた後、以下の症状が現れます。
- 発熱、頭痛、筋肉痛、喉の痛み、発汗
- ウイルスはキスだけでなく、空気中の飛沫でも感染します
- 多くは合併症なく治りますが、肺炎、脾臓破裂、髄膜炎、貧血などの重篤化例もあります
食事の目標
特定の治療食はありませんが、免疫機能を最大限に活かすために、栄養価の高い食材を中心としたバランスの良い食事を心がけましょう。1日4〜5回の少量食が、病中でも必要な栄養素を確実に摂取するコツです。
推奨食事例
- 全粒穀物、季節の果物、野菜を中心に摂取
- 喉の痛みで固形が食べにくい場合は、スープやスムージーで栄養を補う
- 例)プロテインパウダー、冷凍ベリー、コンデンスミルク、自然なピーナッツバターを混ぜた高カロリーシェイク
- マルチビタミンで不足を補い、亜鉛とビタミンCを追加すると免疫力がさらに強化されます
避けるべき食品
- 消化に負担がかかる高脂肪・揚げ物などの重い食事
- 過度に加工された食品は栄養価が低く、自然の食材に置き換えることが望ましい
その他の留意点
- 痛み止めはパラセタモールを選び、アスピリンは使用しない(エプスタイン・バールウイルスと併用するとレイ症候群の危険があります)
