めまい(Vertigo)の症状・原因・対処法

症状

めまいは、突然のめまい感や周囲が回転しているように感じる感覚として現れます。頭が軽く感じ、立っていられないこともあります。場合によっては視界がぼやけ、吐き気が強くなることもあります。

原因

主な原因は内耳の前庭系のバランスが崩れることです。前庭の管は液体で満たされており、前庭神経を通じて脳に情報が送られます。液体の流れが乱れると、特定の姿勢や動作でめまいが誘発されます。また、頭部への軽度の外傷や脳の微小損傷も原因となります。

発症頻度

米国国立衛生研究所によると、米国人の約4人に1人が生涯でめまいを経験するとされています。女性の方が男性よりも頻繁に発症し、年齢が上がるにつれてリスクが高まります。過去の頭部外傷があると、後遅れてめまいが出現することもあります。

予防策

めまいは予告なく起こるため、発作時に安全に対処できるよう準備が必要です。階段やはしご、屋根など転倒リスクの高い場所は避け、発作が起きたらすぐに座れる場所を確保しましょう。夜間に起きた場合は照明を点けて足元を確認し、転倒を防ぎます。重度の場合は杖を携帯し、バランスを保つ助けにすると良いでしょう。

対処法

多くの場合、めまいは時間とともに自然に軽減し、再発しにくくなります。症状緩和のための方法として「視線固定法」が有効です。めまいが起きたら遠くの固定点を見つめることで、症状の強さと持続時間を短くできます。医師は他にもリハビリテーションや薬物療法、必要に応じてカナリス再定位法(Epley法)や手術を提案することがあります。

治療

めまいの治療法は原因に応じて異なります。内耳の結石が原因の場合はカナリス再定位手技が行われ、感染が疑われる場合は抗生物質が投与されます。稀に外科手術が必要になることもありますが、予後は概ね良好です。

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