頸動脈狭窄の症状と特徴
頸動脈狭窄は、脳へ血液を供給する頸動脈に脂肪性プラークが蓄積し、血管が狭く硬くなる状態です。主な原因は高コレステロールですが、高血圧、喫煙、加齢、肥満、運動不足、遺伝的要因も関与します。原因はさまざまですが、狭窄が進行すると以下のような症状が現れることがあります。
無症状
初期段階ではほとんど症状がありません。プラークが血流を大きく妨げるまで自覚症状は出にくく、定期的な検査で頸動脈の狭窄が判明することが多いです。家族歴や高コレステロール・高血圧、喫煙歴がある場合は医師に血管の状態をチェックしてもらいましょう。
しびれ
狭窄した頸動脈の側に応じて、顔や腕、脚の一側に感覚が鈍くなることがあります。しびれはしばしば筋力低下を伴います。
言語障害
血流不足により脳への酸素供給が減少すると、言葉がもつれる、発音が不明瞭になるなどの症状が急に現れます。
認知機能の低下
頸動脈狭窄が進むと、会話の内容が理解しにくくなる、言葉や物の名前を忘れるなど、認知機能に障害が出ることがあります。
視覚障害
片側の頸動脈が狭くなると、急に視力が低下したり、視野が狭くなることがあります。多くは片目に症状が出ます。
麻痺
血流が著しく減少すると、顔・腕・脚のいずれか一側が動かなくなる麻痺が起こります。しびれと同様に、症状は体の片側に限られます。
