脇の過剰な汗を止める方法
汗は体内の老廃物や毒素を排出するために必要な正常な生理現象です。しかし、特に涼しい環境でも大量に汗が出る場合は、さまざまな原因が考えられ、悩みの種になります。脇の過剰な汗(一次性腋窩多汗症)は、甲状腺機能異常や悪性腫瘍、糖尿病などの基礎疾患が原因となることがあります。脇の多汗は医学的な状態とみなされるため、専用の制汗剤や外科手術など、さまざまな治療法があります。まずは自宅でできる対策から始め、改善しない場合は専門医に相談しましょう。
必要なもの
- 抗コリン薬(医師の処方が必要)
- 塩化アルミニウムヘキサヒドレート配合の制汗剤
対処手順
- 薬物療法:抗コリン薬やベータ遮断薬、鎮静剤など、過剰な発汗を抑える薬があります。ただし、これらは多汗症専用ではなく副作用もあるため、医師と相談しながら使用してください。
- 制汗剤の使用:塩化アルミニウムヘキサヒドレート配合の制汗剤を就寝前に脇に塗布します。夜間に使用することで、翌朝の汗が抑えられます。
- 皮膚科受診:薬や制汗剤で改善しない場合は皮膚科でイオントフォレシス治療を受けられます。低電流を脇に流し、汗腺の活動を抑える方法です。
- ボトックス注射:イオントフォレシスでも効果が不十分なときは、ボツリヌス毒素を脇に注射します。神経を一時的に麻痺させ、汗の分泌を抑えます。
- 内視鏡的交感神経切除術(胸部交感神経切除):最終手段として、交感神経の一部を切除し汗腺の刺激を根本的に止めます。この手術は手のひらや足の裏の多汗症にも有効です。
