扁桃炎の症状と対策

概要

扁桃腺は喉の左右にある二つのリンパ組織で、ウイルスや細菌に対する抗体を産生し体を守ります。年齢とともに抗体産生が低下し、感染しやすくなります。扁桃腺が細菌やウイルスに感染すると「扁桃炎」と呼ばれます。

初期症状

症状は数日で現れ、喉の痛みや扁桃腺に白い斑点が見られます。嚥下が困難になり、痛みが増すことがあります。扁桃腺は赤く腫れ、黄色い分泌物が付着することもあります。声がかすれ、会話が痛みを伴うことがあります。

進行した症状

数日で症状が悪化し、声のかすれが強くなる、寒気や大量の発汗を伴う高熱、頭痛、腹痛が出ることがあります。扁桃腺が大きく腫れ、首の外側や喉の奥で触れられるほどになることもあります。

治療と対策

近年は手術よりも薬物療法と安静が主流です。細菌感染が疑われる場合は抗生物質を処方し、指示された期間を必ず服用します。ウイルス性の場合は十分な休養と水分補給が推奨され、自然に回復させます。慢性的に繰り返す場合や重症の場合に限り、扁桃腺摘出手術が検討されます。

合併症への注意

治療せずに放置すると扁桃腺が腫れたまま大きくなり、睡眠時に気道が狭くなることで睡眠時無呼吸症候群を引き起こす恐れがあります。適切な診断と治療が重要です。

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